ガラケーで格安SIMを使うためにMNP/乗り換えする方法

2020/01/07

格安SIMにMNPをして、そのSIMをガラケーに入れて使う方法を紹介します。

格安SIMというとスマホのイメージが強いですが、ガラケーにも使うことが出来ます。しかも、通話のみの利用目的で、月々1,200円程度の維持費でガラケーを持つことが出来るのです。

ドコモ、au、ソフトバンクで新しいケータイ機種を購入して機種変更をすると、たかがガラケーなのに端末代は3万円以上もしますよね。しかも月々の利用料だって数千円レベルと非常に高価です。

MVNOでセット販売されてるガラケー機種だって結局端末代が2万円以上もしてしまうし、スマホからガラケーに機種変更するのも手続きが大変。

その問題を解決するために、この記事ではこんな方法を紹介します。

この記事で取り上げるのは、

  • ドコモ/au/ソフトバンクから格安SIMにMNPして
  • 新品で買うより1万円以上も安い未使用品の白ロムガラケーを購入し、
  • その白ロムにMNPしたSIMを挿して、
  • 通話のみの利用で月々1,200円程度の維持費に抑える

という方法です。

興味のある方はぜひこの記事を参考にして、格安運用のガラケーを手に入れてください!

 

通話のみのガラケーに入れる格安SIMに、キャリアからMNPする手順

まず、前提として今はドコモ、au、ソフトバンクのどこかと契約したスマホ、ないしガラケーをあなたは持っていますよね。そこから格安SIMを挿したガラケーの運用を開始するために必要な手順が、こちらです。

  1. 利用するガラケー端末を決める
  2. MNPする格安SIMと料金プランを決める
  3. MNP手続きをする
  4. 自分でSIMカードをセットして利用を開始する

全然難しくありません。一つ一つ丁寧にこなしていけば、格安ガラケーへのMNPは簡単です。

 

格安SIMを入れるガラケー端末を用意する

まずMNP後に使うガラケー端末を決めます。

格安SIMが使えるガラケーは、4G LTE通信ができるガラホとも呼ばれる4Gケータイで、ドコモから発売された4Gケータイか、もしくはSIMフリーの4Gケータイのいずれかです。

具体的には

  • 【SIMフリー】SH-N01
  • 【ドコモ】SH-01J
  • 【ドコモ】P-01J

の3機種で、いずれもSHARPのAQUOSケータイです。この3機種を既に使っている、持っているのであればドコモ系の格安SIMを挿せば、そのまますぐに使うことが出来ます。

AQUOS ケータイ SH-01J

AQUOS ケータイ SH-01J

これから端末を用意するという人もこの3機種を中古品や未使用品を購入すると良いです。この3機種は新品で購入すると26,000円~34,000円(上の画像にあるSH-01Jは現在ドコモオンラインショップで33,696円)もしますが、白ロムなら未使用品でも1万円以上安く購入できるからです。

どうせ使うのは全く同じ機種の同じ商品なので、少しでも出費を抑えるこの方法が賢いかと思います。購入はこちらの通販サイトが便利です。

⇒ イオシス<ガラケー>

機種別の販売ページはこちら。

この3機種の具体的な紹介は「【SIMフリー/ドコモ】格安SIMが使えるガラケー機種」でも記載しております。

 

どこの格安SIMにMNPするか、利用する料金プランを決める

次に、MNP先の格安SIMとガラケーで使う料金プランを決めます。

格安SIMでは通話のみの料金プランは契約出来ませんが、音声通話SIMに価格が安い超低速通信プランをメインに据えて、それをガラケー用に使うことで同じような使い方ができます。

普通にガラケーでネットもLINEもする1台運用だったら2~3GBのプランとかでいいですけど、この記事ではあくまで通話のみの目的に絞って話を勧めていきます。

そのため、2GB、3GBなど余計なデータ通信量がない低容量・低速通信のプランがある格安SIMじゃないとダメなので、候補は自然とDMMモバイル、楽天モバイル、mineo(Dプラン)に絞れます。

必要であれば10分かけ放題などの通話オプションを850円で追加、普段は通話アプリを使って通話料を30秒10円で済ますというのが主な使い方になります。

この3つのSIMのプランを見比べて、どこにMNPするかを決めてください。プランの具体的な比較と紹介は下記の記事で書いているので、判断材料が欲しい方はどうぞ。

 

格安SIMにMNPの手続きをして申し込む

MNP先と利用する料金プランを決めたら、MNPの手続きに入ります。具体的な手続方法は各MVNOで紹介されていますが、この記事でも簡単に紹介しておきます。

手順としては

  1. 契約中の携帯会社にMNP予約を申し込む
  2. MNP予約番号を取得する
  3. 格安SIMをネットから申し込む

の3ステップ。チョー簡単。

※2年縛りの期間中以外にMNPをすると解約手数料9,500円ががかかります。

契約中の携帯会社にまず電話してMNPを申し込み、MNPの予約番号を取得します。ネットで格安SIMに申し込みをするときにその取得番号が必要なので、それを記入して申込みを済ませ、後は自宅にSIMカードが届くのを待つだけ。

ドコモ、au、ソフトバンクの連絡先はこちらです。

ドコモ
携帯電話 151 9:00~20:00
一般電話 0120-800-000
パソコン My docomoより 24時間
au
携帯電話
一般電話
0077-75470 9:00~20:00
ソフトバンク
携帯電話
一般電話
0800-100-5533 9:00~20:00

 

届いたSIMカードをガラケーにセットして利用を開始

MNPしたSIMカードとガラケー端末が手元に届いたら、あとは自分でセットして初期設定をするだけ。

SIMカードが届いた時に初期設定のやり方が書かれている冊子が入っているので、それを参考に設定してください。設定そのものは5分もあれば余裕で終わります。

ガラケーとmineoとDMMモバイルの冊子

こちらがDMMモバイルとmineoを頼んだ時に入っている初期設定の冊子。スマホに使う目的で申し込んだ時のものですが、ガラケーの時も同じ冊子が入っているので、この指示に従ってガラケーでも同じ初期設定を行います。

この設定が終われば、通話メインの格安ガラケーの出来上がりです。

以上がキャリアからガラケーに使うために格安SIMにMNPする方法でした。あとはこの記事にある手順通りにやるだけで、月額1,200円程度で通話メインのガラケーを持つことが出来ます!

 参考記事